四十日目!-先っちょ賢者東-
とても透き通っている青い、、、水溜り。摩周湖である。
水溜りというのはボケでもなんでもなく、法律上湖と定義されていないから水溜りと言わざるを得ないらしい。
いやしかし本当に青い。
噂の霧を見ることはできなかったが摩周湖の真骨頂はこの青く、いや、蒼く美しい水面である。
また水際を見てみると、、、
風に煽られ水紋が生まれる。そこに目一杯降り注ぐ太陽光が摩周湖にまた違った表情を与えている。
とても煌びやかで美しい。
神秘さがどうのこうのみたいな感想を時折見るが小難しさなどを感じるまでもなく、単純に自然が織りなす芸術として美しい。
個人的に風景というのは人が存在して初めて成り立つモノなのかなと思っていたが、摩周湖は自然だけで成り立つ芸術であった。
ちなみに第一展望台だけでなく、第三展望台からも摩周湖を一望できる。
第三展望台は駐車料金がかからないので摩周湖を一望したいだけの人はこちらへ向かおう。
第一展望台からはそう離れていない。
その後はツイッターに流れてきた情報を基に神の子池へ。
とんでもないネームだが自分が行っても良いのだろうか。恐る恐るタイヤを転がしいく。
その先で待ち構えていたのは、エメラルドグリーンの美しい池だった。
ゼルダの世界を思わせる美しい景観。
とても狭いので一瞬で見回り切ってしまうがとても美しいので行くと良いぞ。
別アングル。
なんなのこの美しさ。
飛び込みたい。
その後は東の先っちょ岬へ。
端っこポートレートを撮って帯広へ戻る。
NGカットの一部。
脚長いな俺。
さて、帯広までは250km前後らしいが知らぬ。我は戻るぞ。豚丼のために。
エンジンを唸らせいっぴんへ。
着丼。
少し時間が掛かったがそんなに手間のかかる工程があるのだろうか?
ところでスタッフよ、肉がはみ出ているぞ。
開けた。
当然といえば当然だが、焼き物なので色は茶色別に綺麗じゃない。
まぁそもそも丼に美しさを求めるのもまた少し違う気はするが。
食す。
肉を口に運ぶと炭火焼なのだろうか香ばしさ口に広がる。
美味い。
がっつく様な丼とは違い、炭焼き(だと思われる)豚の肉がちょっとした品の良さを感じさせてくれる。
肉もなんだか食べやすい。
至福のひと時だ。
今日も一日幸せな時間をありがとう。
目を瞑り、ゆっくりと身体を休める。
三十九日目-先っちょ賢者-
宗谷岬。
それは日本本土において民間人が立ち入ることができる最北の地。
別に何かがあるわけではない。
ただロマンを感じるのだ。
最果ての地にて何を思うのか。
風を受け、潮を感じて、過去に思いを馳せながら時の流れに身を投じる。
新たな時代をどう生きるのか。
新たな時代に何を見るのか。
新たな時代はどう歩くのか。
最果ての地から少しずつ、考えていきたい。
しかしながら、人間というのは空腹に勝てないようだ。
味がしっかりとついているのだがやたらと優しい味のチキングリル。
なんだか新たな時代の歩き方が見えてきた気がする。
美味しい。好き。
その後は釧路市まで移動して道の駅で一休み。
明日は朝早めに起きて摩周湖と最東端を目指す。
今日も一日無事に終わったことに感謝しながら目を閉じよう。
三十七日目-鐘と刻と雪の国-
札幌着。
都市部での目的は基本的にメシである。
都市部に美味いものは集まるのだ。
というわけで今回の昼ごはん。
彩味。
北海道のレジェンド すみれ の血統にある味噌ラーメンの名店。
味噌の芳醇な香りと全てをまとめ上げる生姜の香りが鼻腔を突く。
ぶっちゃけ味噌ラーメンなんてどんなに上手く作っても味噌のせいでぼやけちゃうだろwとか思っていたのだがこれが意外と美味い。
食べログにて3.8評価もあるか?と問われるとなんともだが売れる正統派の味噌ラーメンにはそれなりの理由があるということを理解させられた。
正直ちょっと美味かったぞ。
他の味噌ラーメンにはないこのスープと生姜のコンボを是非味わって欲しい。
札幌行ったら食べ得。
ちなみに市街地からは離れているのでなんらかの交通手段を用意しよう。
晩飯はこれ。
評判の良い だるま という店に行ったのが正直凡だった。
肉に関しては誰かとワイワイ食べるか頭の悪い濃いタレをぶっかけるか単純に贅沢な肉じゃないとダメらしい。
不味いわけではないのだが他に選択肢があるならそっちに行くかなぁと行った具合である。
三十六日目-洞爺湖-
洞爺湖。
あの洞爺湖である。
洞爺湖仙人を求めて私は来た。
貴様が洞爺湖仙人か?否、違うだろう。
この広い湖をどこだどこだと探しても洞爺湖仙人には出会えない。
周りを見れば成金チャイニーズ。
困ったもんだぜ、なぁとっつぁん。
ここに来て初めて知ったが洞爺湖周辺というのは温泉街なのだな。
湯船に浸かることはなかったがちょっとした硫黄の香りを楽しみながら湖を周辺を歩く。
どういうことだってばよ。。。
銀魂みたいなスワンボートがある。
実際に走っているところを見れたわけではないが気になってしまうな。
他にも、湖の周りにはやたらと銅像が立っていた。
もしかしたら洞爺湖サミット会場周辺だけかもしれないが、少し歩けば次の銅像が見えるといったそんな感じだ。
縁もゆかりもなさそうな銅像だったがきっと西洋文化に触発されたのだろう。
のびのびとして良かったぜ、洞爺湖仙人。
しばらくぶらついた後、少し離れたところにある地球岬というところに向かった。
真っ青。
太平洋を一望できる風の強い崖。
なんかすげぇなとか思う間も無く風に煽られて倒れそうになる。
毎日風が強いようであばばばば。
でも景観は良かったよ??
三十五日目-まぐろ町大間-
本日は移動に撤退する日。
大間から函館へいざゆかん。
その前に腹ごしらえということでまぐろとウニの丼を食す。
¥2,600-
正直、正直な話だが、ここで食うものなのか?となってしまった。
まぐろ自体はシーズンが外れてしまっているので致し方ないとして、うにが凡。ハイシーズンのうにが凡。
いや、まぐろも致し方なくない。ここはまぐろの町ぞ??いくらシーズンが外れてるとは言えこんな普通のまぐろ、、、
至って凡であった。1,300円ならすごい安いかなと思える味。
その後はフェリーに乗り、90分間嘔吐し続け函館へ着地。
生まれてきたことを後悔した日だった。
明日から本格的に北海道の散策!
三十四日目-青森-
というわけでとりあえず青森に着地。
昨日は人が少ないところだったので今日は人がいるところ行きたいなぁとか思いつつ、思うように人がいるところへは行けないようだ。
我ながら良い絵が撮れた。
青森はこの時期でもなんとなく桜が咲いていてお城を撮るには良い塩梅だったりする。
ちなみに敷地内は他にもこんな感じ↓↓
平和だなぁ。
弘前城はとても小さかったが、のどかさを感じる素晴らしいお城だった。またいずれ日向ぼっこにでもこよう。
その後はとりあえず青森市へ。
今年のねぶたはどんな感じかなと思いつつねぶたミュージアムに足を運ぶ。
去年のだった。萎えた。
しかしこいつらは相変わらずの迫力である。
一々でかいんだよほんと。
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