十日目-直島-

十日目、グーグル先生の手違いにより結局香川に前乗りすることになった。

 

うどん大国こと香川では、愛媛を抜けてすぐ「セルフうどん」の看板が見えてくる。

セルフうどんとは要するに関東でいう丸亀式のうどん屋さんで提供されたうどんに各々具材をカスタマイズしていくのだ。

 

しかしそんなことを知る由もなく、朝はぼーっとセルフうどんとはなんぞやと考え老けていたミヤハラ。

 

ところで朝食である。

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淡路島で購入したオニオンスープの元。

いつもの調子でお湯を沸かし、そそくさとコップに注いでは粉をとかしていく。

 

そこにカロリーメイトを添えて日本一周飯の出来上がりだ。
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そろそろ飽きてきたがこいつ一つで最悪夕方まで持つから離れられない。

 

朝食を済ませた私は前日仕入れた情報を頼りにうどんを目指す。

例のセレクトショップの店員によると香川県民にとってうどんとは酸素でありおやつであるそうだ。そして昼前には玉切れになってしまうことと、、、

 

なにより安い。

 

これらの情報を元に勝手にイメージを膨らませていたが、現実は違った。

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がっつりご飯である。

 

香川県民のうどんに対する情熱が器いっぱいに詰め込まれたような量である。

今にも溢れ落ちそうなうどんを丁寧に啜り、食を済ませる。

ちなみに今回お世話になった店はここ。

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うどん馬鹿一代。

麺にコシがあり凄まじまい弾力で胃にダイブしてくる。小麦粉ギャバジンとでも言いたげな密度で、今回は中盛りを平らげたが正直小盛りでいい具合である。

 

さて、うどんを平らげた後は愛媛のマダムから仕入れた-直島-という島へのアクセスを試みた。

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かぼちゃ。

 

てんとう虫ではなく赤かぼちゃなんだとか。

この島には世界中のアーティストの作品が集まっていて、自転車を漕いで探索すると次から次へと出てくる不思議な島であった。

他にも

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こんなものがあったり、地中に埋まった美術館があったり。

インスタの方に動画を上げているので島の様子をなんとなく感じていただけるかと思う。

@para_san_

 

あ、地中に埋まった美術館、個人的には好きだった。みんなでワイワイ行くとこではないが、一人で雰囲気を感じたいならありぞよ。

 

とにかく、モダンなアートだったりセンシティブなアートだったり、不思議なアートが盛んな島であった。

 

香川の魅力はうどん以外にもあるんだぞということを知っていただけたら幸いである。