十九日目-太古の巨大樹-

本日目指すのは3000年以上前から島に君臨しているという巨大樹縄文杉。そこに至るまでのちょっとしたメモを記した。

f:id:by_nagi:20190519102422j:image

 

am3:00,ゆっくりと瞼が開き光が入ってくる。

床が硬い。

これが欲しい。

【Bears Rock】 腰楽 車中泊マット キャンピングマット 10cm 腰に優しい 寝返りもしやすい シングルサイズ キャンプマット 自動膨張式 2バルブ 寝袋マット エアマット マットレス 車 宿泊 車中泊 マット インフレータブル 軽量 コンパクト アウトドア 防災 エアーマット

価格:9,200円
(2019/4/21 21:51時点)
感想(35件)

 

屋久島登山の朝は早い。

 

4:00にバスに乗り6:00前に登山口へ到着。

そこから片道5時間を要する登山の始まりだ。

 

だが私は登山の前に力尽きた。

 

行きのバスの中で嘔吐を5回繰り返した。

 

朝ごはんはあまり食べていない。

 

だが三半規管は無情だ。

私の胃液を搾り出してくる。

 

6:00前に到着したが圧倒的な酔いの前に20分程度地に伏せるしかなかった。

 

ちなみにこの登山口は自販機一つない。

あるのはトイレのみ。

f:id:by_nagi:20190421210118j:image

 

しばらくして酔いが少し醒め、いざ出発の時が満ちた頃も第二、第三便のバスが来て写真のような賑わいを見せていた。

 

みんなガイドさんに連れられている。

私はぼっちだ。

 

いざゆかん。

 

f:id:by_nagi:20190421210500j:image
f:id:by_nagi:20190421210456j:image

最初はトロッコ道という線路の上をひたすら歩くことになる。

これが非常にしんどい。

 

道はなだらかで傾斜を感じさせないのだがこれが延々と続く。無限に続く。エンドレストロッコ

 

ガイドさんがいるならともかく私は一人だ。

さらに言えば下調べもしてない。

このトロッコ道が全体の半分を占めているという話は聞いていたがそれだけだ。

 

ちょっとした退屈を感じながらも脚を前へと動いていく。

 

自分の今現在の位置も分からずとにかく脚を動かすが、本当に終わらない。少しずつ疲労も溜まっていく。

 

途中このようなベンチがいくつか見られたが苔が生えている。。。座りづらい。。。

f:id:by_nagi:20190421211052j:image

 

 

淡々と脚を動かしていると少しずつ沢の音が聞こえてくる。

どうやら山道のすぐそばを流れているようだ。

 

f:id:by_nagi:20190421211338j:image

とても水が綺麗だ。

飲むことができるらしい。

この先も何箇所か沢があり、ホースが伸びているところがあるのでそれを見つけてペットボトルに入れていこう。

 

更に奥へ奥へと進むと少しずつ道ではない道を歩くことになる。

f:id:by_nagi:20190421211705j:image
f:id:by_nagi:20190421211655j:image

 

馬鹿なのか。

いやしかしここからが本番である。

ロッコ道とは違い歩けば少しずつ山が表情を変えてくれる。有名な杉が出てきたり名もなき巨木が出てきたり、少しずつ楽しくなってくるのだ。

 

f:id:by_nagi:20190421211841j:image
f:id:by_nagi:20190421211849j:image
f:id:by_nagi:20190421211834j:image

 

生命を感じる木々の姿に感服だ。

ちなみにトロッコ道が終わるのに二時間は掛からなかったが、ガイドさんとのペースで行くとそれ以上に掛かってしまうこともあるらしい。

 

更にここから40分程度歩くとウィルソン株とやらが出てくる。

f:id:by_nagi:20190421212305j:image

 

中に入ることができ、切り株の中から空を見上げるとハートを見つけることができる。

 

更にここから30分程度歩くと遂に世界遺産縄文杉が現れる。

f:id:by_nagi:20190421212457j:image
f:id:by_nagi:20190421212506j:image

でかい。ふとい。なんなのおまえ。

写真では伝えられるもんも伝えられないがまさにら長老の様な感じのオーラがあった。

 

しかし展望デッキから遠い。。。

 

縄文杉を拝んだ後は来た道をそのまま戻る。

行きとはまた違う木々の表情を見ながら戻る。この調子なら12時過ぎには戻れるだろう。

 

中韓国出身だという大阪住みのライダーのおっさんとアメリカからわざわざ来た長期休暇真っ只中の大学生と少しばかり話をしながら降りていく。

 

 

途中彼らは休憩をしたが、私は順調に降りてしまい12時半前には戻ってしまった。

だがバスがない。次のバスは15時だ。ファック。

 

しばらくすると途中であった韓国人のおっさんとアメリカ大学生が降りてきた。

 

そこでタクシーを割り勘してさっさか降りないかという話になった。バスよりお金はかかるが酔いの心配が少なく、ドライバーに何か話を聞ければいいなと思い承諾。結果としてバスの交通量が多い阿房まで三人で割って1700。

おっさんは途中下車したが2000円を授けてくれた。

アド。

 

そうこうして、今日の登山を終えたのだった。

 

 

縄文杉までの登山について思ったことを纏める。

 

マストアイテム。

・飲料水500ml三本。うち一本スポーツドリンクなりなんなりがベスト。私はぐんぐんグルトをピックした。

f:id:by_nagi:20190421214131j:image

 

・トレッキングブーツ。

これはレンタルできる。800円程度でレンタルできたのでケチらずピックしよう。こいつを履くだけで無駄な怪我や痛みを減らせる。

f:id:by_nagi:20190421214258j:image

 

・ストック。

これもレンタル可能だ。

少しばかり険しい山道がある。そこで三本目の脚が欲しくなることがあるので一本だけでいいから確保しよう。登りは問題なくても降りは流石に欲しくなると思う。二本は無駄なのかなと周りのツアー客をみて思った。

 

この三点はマストなので前日に用意をしよう。

レンタルショップはそこら中にあるので迷うかもしれないが困ったら観光案内所に行けば紹介してもらえる。

 

また可能であれば軽食を用意できるといいだろう。

私は板チョコとクリームパンを用意してトライした。手軽にカロリーを確保できるからだ。

 

当日はこれで充分だったがなんならもう少し用意しても良いのかもしれない。

 

以上。屋久島登山の際は上記のマストアイテムを用意して臨もう。

 

↓↓クリックだけでいいんですぅぅぅぅ↓↓

↓↓無料登録お願いします↓↓